日系外食チェーン初のアフリカ進出!ケニアのナイロビにオープンした店舗に行ってみた。 日本でも有名な外食チェーン「丸亀製麺」を運営するトリドールが日系外食チェーン初となるアフリカ進出を果たし、その第一号店をケニアの首都ナイロビに3/10オープンさせた。 その名も 「teriyaki JAPAN」 テリヤキ??うどんじゃなくて? と思った方もいるだろう。 「丸亀製麺」で有名な同社だが、ここではうどんは一切扱わず、同社の焼き鳥業態を発展させて作ったテリヤキチキンがメインのお店となる。 場所はナイロビ中心地で、現地ビジネスマンや駐在員が多く働いているエリアとなる。 さっそくオープン3日目のお昼に店舗に潜入を試みた。 …が、 まさかの長蛇の列!!その数30人前後!! オープンしたばかりということもあるが、大人気である。 並ぶことに躊躇しかかるも、いざ列の最後尾へ。 さっそくメニューのチェック。 「Chicken Teriyaki」を主軸に、そこにスパイシーソースやマヨネーズ付、目玉焼きのトッピングなどがある。 さらにカツレツやビーフバーベキューのメニューも。 全て野菜炒めが付き、さらにご飯、麺、ポテト、サラダから一つを選ぶことができる。 値段は定番の「Chicken Teriyaki」490Ksh(約650円)~となる。 この地域での食事代としては普通だろう。 ちなみにケンタッキーはバーガー・ポテト・ドリンクのセットで690Ksh、近くにあるピザのファーストフード店でも1人前500Ksh~となっている。 さらにサイドメニューとしてドーナッツ(70~100Ksh)やコーヒー、ティーもある。 お茶するだけでももってこいである。 店頭ではお客さんの目の前で調理が行われる。 並んでいるケニア人が皆興味津々に見たり、写真を撮っている。 外からも調理の様子が見えるようになっており、道行く人も興味津々。 自慢のテリヤキチキンも目の前で焼いてくれる。 お皿での提供はなく、全てテイクアウト用の箱詰め。 ようやくゲット!! ここまで約40分!! すぐに店内の席に着く。 内装もケニアでは珍しくしっかりこだわっていて、落ち着いた雰囲気が漂う。 では、いただきます!! …いやね、ケニア人向けに作られているから塩っぽいのかなと思っていたんですよ、最初は。 そしたらまさかの甘醤油だれ!! これは日本の照り焼きの味だ!! 感動!! ご飯もパサパサのお米ではなく、どちらかというと日本米に近いお米。 これはおいしい!! ※本プロジェクトはあくまで個人的なものであり、本記事もあくまで個人の感想として書いております。 日本人の口にかなり合うと思われる。 そして、ケニア人である周りのお客さんも皆残さず食べていたので、口には合っていると思われる。 箱もいいデザイン! この箱だけを持ち帰る人もいるくらい立派なつくりなのだが、それも狙いなのか。 このナイフとフォークは銀色だが、実はプラスティック。 随所にこだわりが見られる。 あえて、気になる点を言えば量。 日本人女性にはいいかもしれないが、よく食べるケニア人にとっては少し少ないのでは?とも感じる。 まあ、そんな方向けにこんなメニューもありますが(笑) 「DX Chicken Teriyaki」 690Ksh チキンが1.5倍で目玉焼きもつく。 食べ盛りなあなたにおすすめ! ちなみに混雑のお昼のピークは13:00~14:30なので、現時点ではその前後に来ることをおすすめする。 ※後日談だが、オープン1週間後に訪れた際は15:00を過ぎても行列していて、16:00を過ぎてようやく落ち着いた。 ケニアには海外の外食チェーンがまだほとんどない状況(ケンタッキー、サブウェイが数えるほど)である。 そこにトリドールが参戦し、同社はこの業態の店舗を中心に2017年末までにケニア国内20店舗展開を目指すと発表している。 ケニアの外食産業に風穴を開けられるか期待したい。 【teriyaki JAPAN Corner House店】 住所:Corner House Ground Flour Mama Ngina St. Nairobi Kenya 営業時間:月~金 7:00~22:00 土 8:00-21:00 日 9:00-19:00 ※ラストオーダーは閉店30分前 アフリカ ケニア 文化を作る 日本食 2015-03-30 yohei Share ! tweet