SAKEの飲み方が独自の進化を始めている ブラジルの伝統的なカクテルにカイピリーニャという飲み方がある。 ブラジルの飲み屋に行けばたいていはメニューにある。 カシャッサというブラジル特産のスピリッツに細かくしたライムを大量に入れ、これまた大量の砂糖と混ぜ合わす。 日本人にとっては甘すぎるしお酒が強いと感じるかもしれないが、これが一般大衆の飲み方である。 そして、このカイピリーニャをもじって日本酒を使った新しい飲み方をブラジルで見かけるようになった。 その名も 「サケピリーニャ」 カシャッサの代わりに日本酒で割るのである。 しかも割り方も多様で、最近ではフルーツと混ぜてシェイクして提供することも。 フローズンタイプまである。 ブラジル人からは日本酒がさらっとしていて飲みやすいと好評なようである。 日本酒を愛する日本人からするとありえない飲み方かもしれない。 「繊細な味や風味を楽しめない」、「そもそも日本酒は割るお酒ではない」、「そんなの邪道だ」と言いたくなる人も多いだろう。 ただ、ここで伝えたいのは日本酒の飲み方が多様化してきているという事実である。 日本酒を普及させるために日本はどのような提案をしていくべきなのだろうか。 SAKE サケピリーニャ ブラジル 南米 文化を作る 日本文化 日本酒 2014-08-22 yohei Share ! tweet