【一人旅向け】「出会い」を目的にした宿の選び方

「自分が安心して過ごせる場所」作りは旅では常に欠かせない。
世界は日本のように治安の良い国ばかりではなく、むしろ日本より治安のいいところなど数知れている。
そんな環境下で大きな荷物を持って歩き、貴重品も抱えている旅人にとって宿選びはものすごく重要だ。

 

ただ、それは当たり前の話としてここでは置いといて、、、

今回は一人旅の旅人向けに「宿を通じた人との出会い」という切り口で宿選びの方法を紹介したい。

 

宿の選び方

 

一人旅の醍醐味は「一人で自由に楽しむ時間もありつつ、新しい人との出会いを何も気にすることなく楽しめる」という点だ。

そんな「出会い」を作る場として最も多いのが宿である。

 

求める出会いと、その出会いを実現するための宿選びについて下記にまとめてみる。

 

1、外国人の旅人と出会いたい

旅する外国人を探したい場合、最も手っ取り早いのはドミトリーのあるホステルだ。
できれば全員の顔がすぐにわかる、一部屋6人前後のドミトリーだといい。
人数が多すぎると一人一人への興味が薄れてしまい、自分からガンガンいける人でないと打ち解けるまでの難易度が上がる。
また、十分な共有スペースがあるとなお良し。
たまにバーを併設しているところもあり、そこに行けば間違いなくすぐに打ち解けられる。(ただし、夜遅くまでうるさかったりするので注意。)
外国人に最も定評のあるガイドブック「ロンリープラネット」で探したり、ネットのホテル予約サイトで確認してみるのがいいだろう。
下記のサイトはこういったホステルの掲載数が多い。

【ブッキングドットコム Booking.com】

booking.com-logo

【ホステルワールド Hostelworld】

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また、ホテル検索サイト同士の値段の比較や口コミをもっと見るのであればTripAdvisorも見逃せない。

【トリップアドバイザー TripAdvisor】

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2、現地の人と出会いたい

正直、道端での出会いみたいのもあるけれど、どんな人かも信頼できる人かもわからないので基本的にはやめておいた方がいいと思う。
そんな中、「信頼性」をある程度保障したサイトが今旅人の中で話題沸騰中だ。

【カウチサーフィン Couchsurfing】

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無償で寝るスペースを提供してくれる。
「国際交流」が目的で、「ゲスト」ではなく「友達」に近い関係性となる。
泊めてもらう代わりに何かを教えてあげたり、料理を作るなどのお返しをしてあげることが多い。
泊まるだけでなく、会ってお茶をしたり一緒に飲んだりするだけも可能なので、まずはそれから始めてみるのも一つ。

 

【エアビーアンドビー Airbnb】

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端的に言うとカウチサーフィンの有料版。
お金を払う「ゲスト」としての扱いになるので、それなりのもてなしをしてもらえ、程よい距離感を保てる。
もちろんホストのパーソナリティによっては友達のようにフレンドリーな方々も多くいる。

 

両サイトととも、事前に相手の情報をある程度知ったうえでコンタクトを取れるし、第三者からの保証も一応あるので安心材料になる。
詳しい使い方はネットで十分情報が出回っているのでここでは割愛。
もちろん、相手が個人になるのでリスクもあるが、それでも初対面の現地の人と知り合えるという今まで難しかった仕組みを活用できるのはうれしい。
今後さらにホテル業界の脅威になるはずだ。

 

3、日本人の旅人と出会いたい

コミュニケーションを取るうえで何かと楽だし、信頼もおけるので日本人の旅人と出会いたいと思う人は多いだろう。
「どこがよかった」「どう進むといい」といった旅情報を価値観の近い日本人から得られるのも大きい。

【日本人宿に泊まる】
世界中に日本人が経営している宿は実はかなりある。
ネットで「○○(国名) 日本人宿」と検索したらすぐに出てくる。
基本的に日本人相手に商売をやっているところがほとんどなので、行けば日本人ばかりで、ガイドブックがあったり「情報ノート」という過去の旅人が情報を書き残したノートを置いているところも多い。
また日本のマンガやDVDが置いてあったり、日本食が出てくる宿もあり、日本人がくつろげるように作られている。

【日本人の旅人の口コミが多い宿に行く】
いきなりよくわからない宿に行くのはリスクがあるので、ネットで評判のいい所に行きたがるのは全員共通。
必然的に日本人が固まる宿が各地にできてくる。
ネットで「○○(地名) 宿 世界一周」と検索すれば、世界を歩いている旅人のブログがヒットして、宿情報もすぐに見つかるはずだ。

 

4、現地に住む日本人と出会いたい

現地に住む人のコミュニティと旅人のコミュニティが交わることはほとんどない。
一番手っ取り早いのは現地に住むか、現地につながりのある自分の友人を経由することである。

 

5、一人になりたい

予約が必要であれば普通にホテル検索サイトで個室を探して泊まればいい。
1で挙げたサイトでもいいし、個室であれば下記のサイトも豊富にあるので値段を比較して決めるといい。

【エクスペディア Expedia】

expedia-logo

【アゴダ Agoda】

 

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正直、出会いがほしければいくらでもあふれている。
その時の自分の状況や気分に合わせて宿を選んでみると、旅の楽しさが拡がるだろう。

ぜひ、異なる価値観にたくさん触れて自分の世界を広げていってほしい。

 

 

※上記で挙げたサイトは全て日本語版があるものをピックアップしています。ただし、サイト内の日本語がおかしいこともあるので、もし英語が大丈夫であれば英語版を使うことをおすすめします。

※ホテルの検索サイトで自分好みの宿を簡単に探す方法はまた改めて記事にしようかと考えております。

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